【DE&I、本当に必要ですか?】ダイバーシティサミット-session1-アメリカのDEI転換を受け日本企業でのDEI推進について対談

DEIに関する大手企業のリアルな声、現場の声を対談形式でお届けします
アメリカの新政権樹立後、グローバルで話題になっている企業のDEI施策の考え方について、多くの方が「日本企業にも影響が及ぶのでは?」と気になっているのではないでしょうか?
そこで、ダイバーシティ推進に長く関わっている弊社では、DEIに関する緊急調査を2月に実施。
調査内容を受けてシンクタンクとしての日本企業の今後の動向を、前回のウェビナーにて提言しました。
今回は、「DE&I、本当に必要ですか?」というテーマで、ゲストスピーカー2名をお招きし、企業における「DE&I」推進の具体的な事例やリアルな現場の声を共有しながら、みなさまと共に議論していきたいと思います。
◼︎背景
ドナルド・トランプ氏は就任前日(2025年1月19日)の集会でDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)施策について「破壊的で分断を生むDEIの強制をやめる。政府と民間のすべてで、米国を実力主義に戻す」と明言しました。
この発言は、米国企業におけるDEI推進の見直しや撤退を促す契機になるといわれています。
では、こうした動きは日本にどのような影響を及ぼすのでしょうか。先行する大企業はDEIを経営戦略に組み込んでおり、政府や経済産業省も後押しを続けています。一方で、ようやくDEI推進に舵を切り始めた中堅・中小企業では「米国がやめるなら日本も」という短絡的な判断や誤解による後退を懸念する声もあります。
そこでアイデンティティー・パートナーズ株式会社のシンクタンク「わたし・みらい・創造センター(企業教育総合研究所)」ではトランプ氏の発言直後、日本企業約200社を対象に緊急アンケートを実施。本調査では、米国の動向に対する日本企業の受け止め方や今後のDEI施策に対する意向を探りました。今回の調査は、DEI推進を経営戦略として本質的に考え、覚悟を持って取り組む企業を可視化することにもつながります。社会環境が変化するなかで、日本企業はどのような判断を下し、どのように「経営への舵」を切り、どのように「人と組織」を育てていくのか。本レポートを通じて、現場のリアルな声とともに、今後の指針を考える一助となれば幸いです。
■このような方におすすめ
・ダイバーシティ推進担当の方
・サステナビリティ推進担当の方
・経営企画・人事部門の方
・経営層としてDEI施策の方向性を検討中の方
・本テーマに興味をお持ちの方
■講師紹介

一階 裕美子氏
株式会社イトーキ 金融第1支店 支店長
オーセンティックリーダーズ・アカデミア 17期修了生
大阪府出身、2007年に株式会社イトーキに入社。
女性は一般職採用も多く残る中、初めから自分のハードルを下げたくないとの思いで総合職採用にチャレンジ。1日の1/3以上を過ごす執務環境から働く人の快適性に貢献したいと考え、ソリューション営業ができるイトーキに入社。営業としてキャリアをスタート。会社ではなく顧客が求めていることにフォーカスを当て、男性多数の現場や職場でも自分らしい働き方を模索しながら働く。営業として働く傍ら労働組合の役員、社内の全社横断プロジェクト複数を経験する。2021年、昇格と同時に人事部へ異動。幅広い人事戦略の立案や女性活躍推進を通して従業員のエンゲージメント向上に取り組んだ。 2022年より新社長の旗振りで女性社員のリーダーシップ開発を目的としたコミュニティ SPLi(サプリ)の立ち上げを行う。SPLiのリーダーチームの一員として営業に戻った現在も継続して活動を行っている。

浜口 麻里氏
株式会社NTTデータ
第四公共事業本部 デジタルコミュニティ事業部 部長
オーセンティックリーダーズ・アカデミア 11期修了生
2006年に株式会社NTTデータに入社し、中央省庁向けのSE、営業を経て、2014年より地方自治体向けの営業に従事。「社会課題をITで解決したい」という熱い思いを胸に、国が掲げる自治体DXの実現のためのプロジェクトを主導している。2024年度から現職、2025年度からは開発部長を兼務。またプライベートでは、2022年度産休・育休を経て、2歳の息子の子育てに奮闘中。

河北 隆子氏
オーセンティックリーダーズ・アカデミア学長
アイデンティティー・パートナーズ株式会社 わたし・みらい・創造センター(企業教育総合研究所)シニアマネージャー
2015年1月、日本初、未来を創るダイバシティ時代のリーダーを養成するビジネススクール~日本女子経営大学院を開学し、代表理事及び学長に就任。2024年1月、オーセンティックリーダーズ・アカデミアと名称変更。「未来を創る~ダイバーシティ時代のリーダーを養成し、社会のイノベーションへの貢献と人と組織の幸福を実現する」をミッションとし、当アカデミアにおける学長就任、現在に至る。修了生の輩出1,010名、企業派遣数152社の実績。多様な業種業界のビジネスパーソンが他流試合(男性25%女性75%)しながらフラットに学びあうユニークなビジネススクールを提供している。
併せて、アイデンティティー・パートナーズ株式会社 わたし・みらい・創造センター(企業教育総合研究所)シニアマネージャーとしても活躍。2度の起業、子育て、介護を経験。ビジネスや社会問題など、既存の垣根を超え、創造性と多様性を活かしあう‟イノベーションを創出するリーダー育成”と‟挑戦し続ける組織支援”に意欲を燃やしている。
本学「オーセンティックリーダーズ・アカデミア」は、変化を身に着けイノベーティブシップ溢れる場を提供しています。一流の講師陣の磨き抜かれたコンテンツと、脱・学びっぱなしの充実した自律成長プログラム、多様な業種業界の枠を超えて集う他流試合、受講クラスには笑いが絶えません。未来に向けて困難をもしなやかに乗り越え、志と実現する力を獲得します。
経営幹部対象/イノベーティブ経営人材育成コース、管理職・管理職候補対象/次世代リーダー育成コース、課題別集中プログラム等を提供。人と組織が共創する成果の出る研修プログラムや効果的な内製支援も展開している。10年を迎え、社会のエンジンとなる構想の実現と共に、自然体で且つ新しいアルムナイのオープンコミュニティを模索していきたいと考えている。

頼木 康弘氏
アイデンティティー・パートナーズ株式会社 わたし・みらい・創造センター(企業教育総合研究所)副センター長
大手教育会社で事業運営、新規事業、教務指導など責任者を経て、上場企業のコンサルタント部門に従事。人材開発・組織開発コンサルタントとして、組織の教育研修やチーム開発・風土変革のコンサルティングに携わる。教育研修では、新入社員から経営者までのテーマ別、階層別の研修開発とトレーニングを担当。また、グローバル企業に対してのダイバーシティ推進、チームビルディングなどの企画運営、組織の理念浸透のワークショップなど、幅広い業種で研修を実施。現在はアイデンティティー・パートナーズ株式会社勤務。シンクタンクの副センター長として、企業人事の調査・研究を行いながら、組織ニーズに合わせたプログラム開発と講師を担当
・DiSC認定トレーナー
・一般社団法人産業カウンセラー
・キャリアコンサルタント
・コーチングCTI基礎コース修了
・IHF(国際催眠連盟)ヒプノコーチ
・初級教育カウンセラー認定
・交流分析士1級
・青山学院大学認定ワークショップデザイナー
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4/9(水)15時59分
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■お問い合わせ先
アイデンティティー・パートナーズ株式会社
2025年3月26日 0:00:00
更新日: