
マインドセットという言葉がビジネスの研修やコーチングなどでよく聞かれるようになりました。
マインドセットは、直訳すれば「心の持ち方」という意味ですが、なぜ最近になってビジネス上で注目されているのでしょうか?
本コラムでは、マインドセットのビジネス上の意味や与える影響、マインドセットの研修・学習方法などについて解説します。
マインドセットについて学ぶためにおすすめの本やプログラムなども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【 目 次 】
マインドセットの意味
ビジネス上でマインドセットが注目されている理由
固定型と成長型マインドセットの違い
ビジネス心理学とマインドセット
成長型マインドセットによるイノベーションの促進
コーチングを通じたリーダーシップ強化
マインドセット研修の目的と狙い
新入社員向けマインドセット研修
経営者向けマインドセット研修
マインドセット学習におすすめの本
マインドセット研修プログラムを提供する機関やサービス
リスキリングやリカレント教育プログラム
マインドセットとは?意味と基本的な種類

マインドセットとは、経験や価値観から形成される「考え方の枠組み」や「心の持ち方」を指します。ビジネスや教育、日常生活において、行動や意思決定を左右する重要な要素です。最近では、個人や企業の成長において、その重要性が広く認識されています。
本セクションでは、マインドセットの意味や注目される理由、固定型と成長型という基本的な2種類の違いについて詳しく解説します。
マインドセットの意味
マインドセットは、人の行動や思考に大きな影響を与える「考え方の枠組み」です。この枠組みは、これまでの経験や環境、教育などによって形成されます。日本語では「心構え」「思考パターン」などと訳されることもあります。
たとえば、困難な状況に直面した際に「失敗を恐れず挑戦する」姿勢を持つ人もいれば、「失敗を避けるために行動を控える」人もいます。
これらは、それぞれのマインドセットによる違いです。ポジティブなマインドセットは、困難を乗り越え、自己成長につなげる力を発揮します。そのため、マインドセットを意識的に変えることは、人生をより豊かにするための鍵となります。
ビジネス上でマインドセットが注目されている理由
ビジネスの現場では、急速な変化や不確実性が高まるなかで、柔軟な思考や挑戦的な姿勢が求められています。このような状況において、マインドセットは企業の成功や個人のキャリア形成において重要な役割を果たします。
たとえば、固定観念にとらわれた考え方では、新たな市場や顧客のニーズに対応することが難しくなります。一方で、成長を重視するマインドセットを持つ企業や個人は、変化をチャンスと捉え、積極的に新しいアイデアや手法を取り入れられるでしょう。
さらに、リーダーシップやチームビルディングの分野でも、成長型マインドセットが注目されています。リーダーが「失敗から学び、成長する文化」を推進することで、組織全体の生産性やイノベーションが向上するからです。そのため、マインドセットを理解し、活用することがビジネスでの成功に直結すると考えられています。
固定型と成長型マインドセットの違い
マインドセットには、「固定型」と「成長型」の2種類があります。この区別は、アメリカの心理学者キャロル・S・ドゥエックによって提唱されました。
固定型マインドセットは、能力や才能は生まれつき固定されており、努力しても変わらないという考え方です。このタイプの人は、失敗を恐れ、挑戦を避ける傾向があります。「自分には向いていない」と感じた時点で諦めてしまうことが多いです。
一方、成長型マインドセットは、努力や経験を通じて能力を高められると考える姿勢を指します。この考え方を持つ人は、失敗を学びの機会と捉え、新しい挑戦を恐れません。「どうすればできるようになるか」を考え、継続的に自己成長を追求します。
これらの違いは、個人や組織のパフォーマンスに大きく影響します。固定型では現状維持にとどまりやすいのに対し、成長型では新たな可能性を切り開く力を発揮できるからです。そのため、ビジネスやスポーツで結果を出すには、成長型マインドセットの醸成が重要とされています。
マインドセットがビジネスに与える影響とは

現代のビジネス環境では、組織や個人の成功にマインドセットが大きな影響を与えるとされています。
マインドセットは、日々の意思決定や行動に影響を及ぼすだけでなく、組織全体の文化やパフォーマンスにも影響を与えるからです。
ここでは、ビジネス心理学におけるマインドセットの重要性、成長型マインドセットがイノベーションを促進する理由、そしてコーチングによるリーダーシップ強化について解説します。
ビジネス心理学とマインドセット
ビジネス心理学の分野では、マインドセットが従業員のモチベーションやパフォーマンスに及ぼす影響が注目されています。
すでに説明したように、マインドセットの種類には大きく分けて「固定型」と「成長型」があります。
アメリカの心理学者ロバート・ウッドらの研究では、固定型マインドセットをもつメンバーと成長型マインドセットをもつメンバーの2つのグループに分けて課題を与えたところ、時間の経過とともに明らかに成長型マインドセットのグループの方が成績が良くなりました。※
グループ内で課題について検討する際に、固定型マインドセットのグループは失敗や反論を恐れたり、相手への競争心や自分の優秀さを示したい気持ちを優先したりして、率直な議論が進まない傾向がありました。
一方、メンバーが成長型マインドセット型のグループでは、全員が人の意見から積極的に学ぼうという意識をもち、反対や突飛な意見でもためらうことなく表明できるため、議論が活発で創造的になっていたのです。
メンバーのマインドセットは組織活性化や仕事のパフォーマンスに大きく影響するため、ビジネス上でいかにマインドセットを成長型に変え、それを持続していくかが重要視されています。
※参考:『マインドセット「やればできる!」の研究』キャロル・S・ドゥエック 著 (草思社/2016年)
成長型マインドセットによるイノベーションの促進
成長型マインドセットは、イノベーションを促進する重要な要素です。このマインドセットを持つ個人や組織は、新しい挑戦を恐れずに受け入れるため、革新的なアイデアが生まれやすくなります。
固定型マインドセットを持つ従業員は、失敗を恐れて挑戦を避ける傾向があり、一方、成長型マインドセットを持つ従業員は、失敗を学びの機会と捉え、積極的に挑戦します。この違いが組織全体の生産性や創造性に直結します。
さらに、リーダーが成長型マインドセットを推奨することで、従業員が新しいアイデアを提案しやすい環境が作られます。このような環境が整えば、組織はより柔軟かつ効率的に変化に対応できるでしょう。
著書『ビジョナリー・カンパニー』で有名なアメリカの経営学者ジム・コリンズは、偉大な経営者たちに共通しているのは「個人としての謙虚さとビジネスマンとしての意志の強さ」の両方だと分析しています。※
偉大な企業への飛躍をもたらすのは、経営者の強いカリスマやリーダーシップではなく、失敗や間違いを恐れず受け止め、粘り強く挑戦し続けることのできる成長型マインドセットをもつ経営者なのです。
リーダーが成長型マインドセットを維持できれば、組織の中に失敗を恐れない文化が醸成され、それがイノベーションを支える原動力となります。失敗を許容することで、メンバーは創造的なアイデアを提案しやすくなり、それが新たなプロジェクトや製品の成功につながるでしょう。
※参考:『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』ジム・コリンズ、ジェリー・ポラス 著 (日経BP社/1995年)
コーチングを通じたリーダーシップ強化
マインドセットはリーダーシップの質を向上させる要素としても重要です。最近では、個人や組織の成長や目標達成を促進するためにコーチングスキルが注目されています。ビジネスにおけるコーチングの重要性については、以下のコラムも参考になります。
コーチングを通じて成長型マインドセットを促進することで、組織活性化やリーダーシップの強化が期待できます。コーチングを受けたリーダーは、従業員一人ひとりの能力を最大限に引き出せるようになるからです。
たとえば、失敗を叱責するのではなく、学びの機会として捉える姿勢を示すことで、従業員が安心して挑戦できる環境を作り出します。このような環境が整えば、従業員の成長意欲が高まり、結果的に組織全体のパフォーマンス向上につながるでしょう。
また、コーチングによってリーダー自身のマインドセット改善も期待できます。コーチングを行いながら自ら成長型マインドセットを身につけることで、固定観念にとらわれることなく、新しい視点で物事を捉える能力が高まるでしょう。
マインドセット研修とは

マインドセット研修は、個人や組織の考え方や行動の枠組みを変え、成長や成功を促進することを目的とした教育プログラムです。
特にビジネスの現場では、固定観念を打破し、柔軟で成長志向のマインドセットを持つことが求められています。
ここでは、マインドセット研修の目的、新入社員向けと経営者向けの具体的な研修内容について詳しく解説します。
マインドセット研修の目的と狙い
マインドセット研修の目的は、従業員の行動や思考を変え、組織の目標達成に寄与することです。成長型マインドセットを養うことで、新しい挑戦を恐れず、柔軟に対応する能力を育てます。
また、企業文化をポジティブなものに変え、従業員間の協力や創造性を促進する狙いもあります。
たとえば、固定型マインドセットでは失敗を恐れ、新しいことに挑戦しない傾向がありますが、研修を通じて成長型マインドセットを学ぶことで、失敗を学びの機会と捉えられるようになります。この変化が、個人のパフォーマンス向上や組織のイノベーションに寄与します。
新入社員向けマインドセット研修
新入社員向けのマインドセット研修は、社会人としての基礎を築く重要な役割を果たします。入社後の環境変化に適応するために、成長志向の考え方を学ぶことが主な目的です。
具体的な内容としては、以下のようなものが挙げられます。
一般的なビジネス思考や論理的思考
ビジネスマナーと責任感、コンプライアンス意識
失敗を恐れず挑戦するモチベーション
チームでの協力の重要性
柔軟な思考と適応力を養うワークショップ
これらを通じて、新入社員が「自分の成長が組織の成果につながる」という意識を持つことを目指します。座学だけでなく、ロールプレイやケーススタディを活用し、実践的なスキルを身につける研修も効果的です。
新入社員のマインドセット研修は、研修を受けている間だけでなく、その後の現場やOJT指導で定着しているかなどフォローをきめ細かく行うようにしましょう。
経営者向けマインドセット研修
経営者向けのマインドセット研修は、リーダーシップの強化と戦略的思考の向上を目的としています。組織を率いる立場として必要な考え方を身につけるため、幹部候補の管理職などにも以下のような研修内容がおすすめです。
ビジョン形成と共有の方法
問題解決における創造的思考やアート思考の訓練
多様な意見を受け入れ、チームをまとめるスキル
アンガーマネジメントや感情コントロール
社会問題への関心や高いコンプライアンス・人権意識
自己評価やコーチングを通じて、経営者自身が自分のマインドセットを客観的に理解し、必要な変化を起こす手法も学ぶことが大切です。
マインドセットについて深く学ぶための本やプログラム

企業の研修や自己啓発プログラムなどでも取り入れられているマインドセットですが、自己学習することは可能でしょうか。
ここでは、マインドセットの学習方法やマインドセットを理解するためにおすすめの本などを紹介します。
近年、社会人の学びとして注目されているリスキリングやリカレント教育プログラムを利用した学習方法についても解説しますので参考にしてください。
マインドセットの学習方法
マインドセットを深く理解し、自分や組織の成長に活かすために、さまざまな学習方法が活用できます。
本や動画、研修、リスキリングプログラムなど、個人の目的や学習スタイルに合わせて選ぶことで、より効果的に学べるでしょう。
本や無料動画などで自己学習
自己学習は、最も手軽に始められるマインドセットの学習方法です。マインドセットに関する書籍や無料動画は数多くあり、これらを活用して自分のペースで学べるのは大きなメリットといえるでしょう。
マインドセット学習におすすめの本については後ほどくわしく解説します。さらにオンライン講座や動画プラットフォームを利用すれば、最新のマインドセット研究や実践法を視覚的に学べます。最近では、YouTubeやUdemyなど、多くの無料・有料教材が揃っています。
これらのリソースを活用することで、具体的なスキルや知識を日々の業務や生活にすぐに役立てられるでしょう。
会社の研修などを利用する
会社で実施される研修を利用するのも効果的です。特に新入社員研修やリーダーシップ研修では、企業文化に合わせたマインドセット形成の内容を含んでいることが多いです。
企業ごとに内容は異なりますが、多くの企業が「成長型マインドセット」の醸成を目指しています。また、会社の自己啓発プログラムやe-learningなどでも、マインドセットにかかわるプログラムが用意されていることもあるので確認してみましょう。
ビジネススクールや大学の講座・研修を活用する
ビジネススクールや大学が提供する講座は、より専門的で体系的な知識を得るのに適しています。特にマネジメントスキルやリーダーシップの強化を目指す人におすすめです。
最近では、民間のビジネススクールやキャリアスクールでは、マインドセットを含むリーダーシップの開発に焦点を当てたカリキュラムが充実しています。
さらに、日本では社会人の学び直しにつながるリスキリングやリカレント教育は、近年注目を集めています。大学の公開講座やオンライン講座など、柔軟なスケジュールで学べるコースが多数用意されているので活用するとよいでしょう。
ビジネススクールや大学の専門的な講座を受講すれば、レベルの高い講師や専門家から学べますし、同じ志を持つ人々とのネットワーク構築が可能というメリットもあります。
マインドセット学習におすすめの本5冊
マインドセットの学習についておすすめの本・書籍を5冊紹介します。
『マインドセット:「やればできる!」の研究』
著者:キャロル・S・ドゥエック/今西 康子(訳)
出版社:草思社
出版年月日: 2016/01/21
世の中に「マインドセット」という言葉を知らしめた世界的ベストセラーです。著者はイエール大学で心理学博士号を取得後、コロンビア大学、ハーバード大学で教鞭を執り、現在はスタンフォード大学で教授を務める心理学界の権威。
成功と失敗、勝ち負けを決めるのはどのようなマインドセットにあるのか、20年以上の膨大な調査から生まれた「成功心理学」の名著です。マインドセットが何かを知りたい方はまずこの本から始めるとよいでしょう。
『「無敵」のマインドセット―心のブレーキを外せば、「苦手」が「得意」に変わる』
著者:ジョー・ボアラー/鹿田昌美(訳)
出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
出版年月日: 2020/9/18
著者のジョー・ボアラーは、スタンフォード大学の教育学部教授で、非営利の学習リソースサイト、ユーキューブド(youcubed)のディレクターやオンライン大学講座(MOOC)の数学教育カリキュラム制作担当を務める教育学の第一人者。
本書では、英国BBC局が選ぶ「教育を変える8人」に名を連ねる著者が、膨大な研究と実践をもとに、限界なき脳の成長を可能にする「無敵」のマインドセットの作り方を〈6つのステップ〉でわかりやすく解説しています。
最新の脳科学と教育学によれば「脳は何歳になっても変化し成長を続ける」「生まれつき何かに“向いている"人などいない」のです。「自分は算数脳ではない」と思っている人や数学に苦手意識がある人にもおすすめ。
『成長マインドセットー心のブレーキの外し方ー』
著者:吉田行宏
出版社:クロスメディア・パブリッシング
出版年月日: 2018/4/13
著者は元株式会社ガリバーインターナショナル(現株式会社IDOM)専務取締役を務め、創業4年でガリバーを全国展開させ同社を株式公開に導いた経営のプロです。ガリバー退任後は、若手経営者の育成支援や新規事業創造の為に株式会社アイランドクレアを設立し、多くの企業の役員・戦略顧問・出資支援を行っています。
経営者としての実績とコンサルティングの経験を兼ね備えた著者が、メンバー全員が「経営者マインドセット」を持てる組織マネジメントの仕方を体系化したのが本書です。
経営者マインドセットを持つ経営幹部、ミドルリーダー、社員がどれだけいるかで、会社の成長・組織の成長が大きく変わってきます。本書では、組織戦略を考える概念図『MSマトリクス』を用いて、この現在の組織を可視化し、 メンバーが経営者マインドセットを持ち劇的な成長を実現する組織について考えていきます。
マインドセット×スキルの視点で自社の組織や人材を俯瞰し、 組織戦略のさまざまな課題を整理した上で、継続的・本質的な打ち手を実行していくための一冊です。
『クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法』
著者:トム・ケリー/千葉 敏生(訳)
出版社:日経BP
出版年月日: 2014/06/24
アップルやサムスン、P&Gなど名だたるグローバル企業の成長を支えてきたデザイン会社のIDEO(アイディオ)。「世界でもっともイノベーティブな企業」にも選ばれた同社を牽引してきた創業者で、スタンフォード大学dスクールの創設者でもあるデイヴィッド・ケリーと、その弟でIDEO共同経営者のトム・ケリーが、最新の「デザイン思考」のノウハウを語った本です。
ある調査では、「自分はクリエイティブではない」と思っている人は75%にも上るそうですが、実は誰でも創造力を秘めていてクリエイティブになることは可能です。本書では、自身のクリエイティブを引き出すための勇気・好奇心・創造力が目覚めるマインドセットの方法が学べます。
固定観念を打破し、新しい創造性やクリエイティブ思考を取り入れたいと考えている人におすすめです。
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』
著者:岸見 一郎・古賀 史健
出版社:ダイヤモンド社
出版年月日: 2013/12/13
日本に「アドラー心理学」の名前を知らしめた一冊です。日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問を務める哲学・心理学の研究者岸見 一郎と数々のベストセラーを手掛けてきたライター古賀 史健との共著になっています。
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学。本書では、フロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在であったアドラー心理学について、平易かつドラマチックに教えてくれます。
対人関係やコミュニケーションに悩んでいる人、顧客や部下との接し方に課題を感じている人には特におすすめです。
リスキリングやリカレント教育プログラム
リスキリングやリカレント教育は、近年注目を集める学習法です。
リスキリングやリカレント教育の重要性や利用できる助成金制度などについては以下のコラムにまとめています。
多くのリスキリングやリカレント教育プログラムで、マインドセットに関するプログラムが取り扱われています。
たとえば、香川大学では「グローバル視点を醸成し、地域からイノベーションを起こす マインドセットとデザイン思考を身につける」リカレント教育プログラムを実施しています。※
東京大学や早稲田大学などではリカレント教育専門のポータルサイトを設置していますが、デザイン思考、イノベーションやアントレプレナーシップなど、ビジネスに必要なマインドセットや思考法を学べるプログラムを検索してみるとよいでしょう。
リカレント教育プログラムを提供する大学一覧については以下のコラムでまとめていますので参考にしてください。
まとめ

マインドセットのビジネス上の意味や使われ方、研修や学習の方法などについて解説しました。
VUCAの時代といわれる今、ビジネス上でも柔軟性や創造性が求められており、組織や個人の成功にマインドセットが大きな影響を与えるといえます。
マインドセットの重要性や価値が注目されるにつれ、マインドセットの研修や自己学習を取り入れる企業も増えています。
オーセンティックリーダーズ・アカデミアは、次世代リーダーに必要なマインドセットを学習できる「未来志向型の自己成長」プラットフォームです。
管理職一歩手前のリーダーから経営幹部向けのコースまでそれぞれの学習コースが用意されていますが、全てのコースにおいて、マインドフルネス、アート思考、ダイバーシティなどの内容が取り入れられています。
経営幹部向けの経営戦略や会計財務といった知識に加えて新しい思考やスキルを学び、次世代のリーダーやマネジメントに必須のマインドセットを習得することに力点が置かれているのです。
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